
天皇陛下の退位を巡る政府の有識者会議で、ヒアリングの際に保守系の専門家から「天皇は祈っているだけでよい」などの意見が出たことがあったという。それ自体は日本の歴史を考えれば決しておかしくはない発言なのだが、こともあろうに陛下が強い不満を漏らしていたという。
「祈っているだけでよい」という発言は平川祐弘東京大名誉教授と先日亡くなられた渡部昇一上智大名誉教授の発言だという。やはり日本の歴史を深く知っているからこそこのような発言が出たのであろう。陛下がなぜ不満を持つのかがさっぱりわからない。いや、それどころか逆恨みといっていいのではないか。
そもそも有識者会議のヒアリングは安倍政権が陛下のために思って最高のメンバーをあてがって作られたもの。そのメンバーの内訳を見れば明らかだろう。とくに渡部昇一氏は日本有数の博学としても知られ安倍首相ですら自らは及ばないと認めていたほどである。しかも渡部氏は天皇陛下よりも年長である。陛下と渡部氏、どちらが正しいかは言うまでもないだろう。
天皇陛下は憲法を守らなければいけない立場なのに憲法を守ろうとしない。その姿勢は異常である。陛下の行動はヒアリングメンバーはおろか安倍政権に対する不敬である。もはやボケ老人と罵られても仕方がないのではないか?少なくとも愛国者たちはそういうのがいても全くおかしくはないのだ。
安倍内閣は十分に配慮をしつくした。今後天皇陛下の退位法案は自由にやっていいと思う。もはや陛下は野党と同じで無責任の極みになった。陛下を軽視することの方が正しいとわかった。本人は不満を述べたが、もはや自業自得以外の何物でもない。
ラベル:皇室