
南スーダンのPKOの日報問題について、稲田朋美防衛大臣が隠ぺいに関与していたというトンデモな噂が蔓延している。しかもその流出元は陸上自衛隊(陸自)であるというのだ。これが事実ならば文民統制に違反する重大な憲法違反であるが、残念ながらその可能性が強いとしか言えない。陸自には敵国のスパイがいるとしか思えないからだ。
まず稲田大臣が隠ぺいや捏造をする人物ではないというのが重要である。清廉潔白な稲田氏が犯罪行為に手を染めるとは考えられない。しかも靖国参拝を日常から行っているのだ。その点を考えれば自衛官は信頼に値すると考えるのは当然だろう。そこに大臣を裏切る行為をしたのだからこれは本物の自衛官ではない、スパイと考えるのが論理的というものだろう。
スパイがはびこる要因になった理由は明らかだ。それは民主党政権があったからに他ならない。これは陸自の話ではないが、かつて航空幕僚長を経験した田母神俊雄氏が更迭された事件があった。それは当時の民主党政権に逆らって自らの信念を毅然と表明したのが理由であったわけだが、田母神氏更迭を好機に反日スパイを入れやすくする土壌を作ってきたのである。そしてそれは今でも続いていたわけだ。当然陸自もこの際に同様のことが起きたとみるのが筋だろう。
もちろん稲田大臣が何もしなかったわけではないことは明らかである。しかし根が相当深かったということだろう。それだけ今の陸自が汚染されているということに他ならない。稲田大臣は8月の内閣改造で交代させるという声があるが、このままでは敵に屈したという悪評により安倍政権に大ダメージを与えるのは間違いない。防衛大臣を続投させて防衛省内のガンを摘発する必要がある。
稲田大臣は愛国者である。特に防衛大臣は日本の国防の観点から熱烈な愛国者でないと務まらない。正直稲田氏以上にふさわしい人材はそう見当たらないと思う。なのでもしも稲田大臣をクビにするならば安倍首相が防衛相を兼務しなければならなくなるだろう。
ラベル:自衛隊