
アリゾナ州で起きた銃乱射事件は日本でも大々的に報じられた。当然だろう、6人が死んだだけでなく、連邦下院議員も被害者になったのだから。この事件は議員を狙ったかどうか不明だが(おそらくはそうだろうが)何とも痛ましい。同じ民主党でも日本の民主党議員が銃撃されればよかったのにと思う。
だが私はこの銃撃事件の理由に夫婦別姓の問題があると考えている。銃撃を受けた下院議員には宇宙飛行士の夫がいるが、実は別姓なのである。議員の名前はガブリエル・ギフォーズというが夫の名前はマーク・ケリーと姓が違っている。おそらく犯人は夫婦別姓であることを保守に対する挑戦ととらえギフォーズ議員を狙ったのではないだろうか?
一方、この事件においてアラスカ州のペイリン知事がとばっちりを受けている。ペイリン知事は接戦が予想される選挙区にライフルの「照準線」を記した米国地図をウェブ上で公開していたとしてこれが事件の遠因になったのではないかと非難されているからだ。その中にギフォーズ議員の選挙区にも「照準線」が合わせられていた。
だがちょっと待ってほしい。批判はされているとはいえ、ペイリン知事はティーパーティー運動の中心人物であり、アメリカの草の根保守として理想を体現している立派な政治家であることを。そして、ペイリン知事の夫の名前はトッド・ペイリンという。そう、夫婦同姓ではないか。
と、いうことでギフォーズ議員は夫婦別姓をしていたからこそ、保守派の敵としてみなされ狙われたのではないだろうか?銃撃の理由が語られてないので正しいかは不明だが、おそろく十中八九間違いないとみるのが当然だろう。アメリカでも左翼リベラルは夫婦別姓をするということだ。
私はことあるごとに「夫婦別姓が家庭の絆を乱し家庭内殺人等を連発して特定アジアのような北斗の拳状態になる」と、その危険性を説いてきたが、思わぬ形からその正当性を得れことができてうれしく思っている。
ラベル:夫婦別姓
ましては、姓そのものを持っていないようなのは論外です。